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2008.10.10
■□■原点をみつめる■□■
スポーツの秋たけなわ。今年は、北京オリンピックが閉幕したばかりで、いつになく運動会に熱が入る。赤勝て、白勝て、フレフレフレーと子どもの声がこだまする。子どもたちの姿に大人も一喜一憂する。
◇◆◇ 先月の報告 ◆◇◆
9/10(水) 東三河児童・障害者相談センター懇談会
9/13(土) 柔道稽古・茶道教室
9/17(水) 豊川市民生児童委員30名来寮
9/27(土) カッパ座観劇招待
10/4(土) 紙芝居読み聞かせ
◆◇◆ 今月の予定 ◆◇◆
10/13(月) 第48回東三河児童福祉施設総合体育大会
10/11(土) ボーイズタウンスタッフ(アメリカ)来寮
10/17(金) 刈谷市主任民生児童委員16名来寮
10/23(木) 安城市家庭相談員55名来寮
◆◇◆ 寮長コラム ◆◇◆
「予防」と「防止」
「11月は児童虐待防止推進月間です。」助けての小さなサイン受け止めてと書かれたポスターが配布された。ポスターにはすやすやと眠る赤ちゃんが描かれている。厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課虐待防止対策室が作成したものである。こうしたポスターなどは、虐待防止への努力が形になったものである。虐待防止と虐待予防は、どう違うのか。起きてしまったことに対処するのが「防止」で起きないようにするのが「予防」。こうした行政の努力により虐待に対する市民の認知度は、高くなった。その結果が児童相談所への虐待通告数に表れている過去10年間で16倍の通報件数を数えるに至った。それだけ虐待が増えたのか?。決してそうではない内在化されていたものが表面化しただけである。防止対策は、対処療法にしか過ぎない。大切なことは、虐待を起こさないようにする「予防」対策である。国は、「こんにちは赤ちゃん事業」をスタートさせた。生後6ヶ月間保健師等による育児指導を行なうものである。アメリカのオレゴン州で既に実施されている「ヘルシースタート」事業がモデルである。2年前にたまたまその事業を視察する機会が与えられた。オレゴン州では、ヘルシースタートにより州内の虐待件数をスタート前より50%減らしたという実績を持つ。ヘルシースタートのスタッフは、「予防への投資は、防止への投資を減らすことができる。唯一の方法である。」と述べていた。しかし、こんにちは赤ちゃん事業はまだまだ、各市町村の取り組みには大きなばらつきがある。ポスターには「言葉にできない子どもの悲鳴を見ない、聞かない、も虐待です。」とある。「言葉にできない子どもの悲鳴を見ない、聞かない、育児支援を」を目指すことが急がねばならない対策であろう。
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