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四国新聞に八楽児童寮のことが載りました (12月11日(土)15時40分)
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12月3日の四国新聞朝刊のシリーズ「安心再興(ルネサンス)」で八楽児童寮が取材を受け掲載されました。

http://www.shikoku-np.co.jp/feature/renaissance/3/20/index.htm



おっとりくんNEWS  NO.24(毎月10日発刊) (12月10日(金)19時34分)
Number:1210171618Length:5064 bytes

2004.12.10           
■□■原点をみつめる■□■
おっとりくんニュースも24号を数え、丸2年間毎月連載してきました。来年から3年目に入ります。まだまだ2年ですが、一つの通過点であります。この一年ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

★☆★社会の出来事★☆★
睡眠不足が肥満要因?
食欲刺激ホルモン増加 米研究チームが論文
【ワシントン=共同】睡眠時間が短いと食欲を刺激するホルモンの量が増えるとする論文を米国の二つの研究チームが発表した。睡眠不足が肥満の一因になっている可能性があるという。
 スタンフォード大のチームは三十−六十歳の約干人を対象に普段の睡眠時間と血液中のホルモン量を調べた。五時間睡眠の人は八時間睡眠の人に比べ、食欲を刺激するグレリンが15%多く、食欲を抑えるレプチンの量は16%少なかった。
 対象者全体の約七割を占める睡眠時間が八時間未満の人に限ると、睡眠時間が短いほど肥満度は高かった。
 シカゴ大のチ―ムは二十代の男性十二人について二晩連続で四時間寝た場合と十時間寝た場合のホルモン量を比較。四時間睡眠の後はグレリンが増えてレプチンが減り、空腹感が強まっていた。スタンフォード大のチームは「先進国では慢性的睡眠不足が増えており、食べ物は簡単に手に入る。肥満が増えてもおかしくない」としている。
                     中日新聞夕刊2004/12/8より

◇◆◇ 先月の報告 ◆◇◆
11/ 6(土) 第26回愛知県児童福祉施設音楽の集い犬山大会 
11/11(木) 幸田町ボランティア協会来寮
11/12(金) 東三河児童・障害者相談センターとのケース懇談会
11/14(日) NTTボランティア来寮
11/24(水) 龍尾スーパーバイズ
11/25(木) 目黒二葉寮(東京都)職員研修来寮
11/27・28日 第2次採用試験
12/1〜3日 小舎制養育研究会横浜大会

◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
12/11(土) 豊橋善意銀行サンタ来寮
         新城市長サンタ来寮
12/16(木) 龍尾スーパーバイズ
12/18(土) 社会福祉法人和敬会理事会・評議員会
12/23(木) スエヒロ産業扇会クリスマス会
12/25(土) リッチリバー・クリスマスコンサート
12/26(日) 八楽忘年会
12/28(火) もちつき
 1/ 1(土) 元旦

●●○『輝いている言葉』○●●
「光の子どもの家」の家族関係への取りくみ
「家族的処遇」と「家族との関係の保障」
 私たちがこれまでとってきた養護活動の基本的な関わり方の一つに「家庭的処遇」がある。子どもたちが失った家庭という場面と、家族という関係の保障である。                                                                                               
 これまで、私たちの働きの最も大きな特色の一つに「家族関係への取りくみ」を掲げてきたことも、施設に入らなければならなかった原因は子どもにはなく、家族である大人たちの事情に因るものであり、この問題の解決を図るにはまず家族に関わり、取りくむことが肝要だからである。
 子どもたちの心の奥底に潜んで普段は現れないが、さまざまな場面で示す言動などの、多くの拒否的表現には、家族、とりわけ親子関係へのとてつもない否定性の感情や、些細に見えるが適切な家族との関わりへの渇望が作用していることがほとんどである。                                   
私たちが「家族に代わること」を目標のひとつに掲げ、子どもたちと個別の、あるいは生活集団としての関係を深める努力をし続けていくのだが、その関係が深まっていくごとに、「親の代わりであること」の方が意識され、「親に代わりえない」事実を切実に知らされていく。家庭的処遇の、また、児童養護施設の働きの、ひとつの限界を確認させられるのである。
家族の再生 菅原哲男著 言叢社 

■□□ 寮長コラム □□■
子どもとの信頼関係の構築といいますが、具体的にはどの様な関係が信頼関係が構築されていると考えられるのでしょうか。その形が見えなくして信頼関係の構築といってもなかなか難しいものがあります。信頼関係ができている関係とは、どんな場面で推し量ることができるのでしょうか。私はそんな時、食事の場面を見ます。食事をおいしく食べられる関係も大事な関係です。同じ料理を食べていても、相手により、美味しく感じるときと、まずく感じるときがあるものです。私たちも、一緒にいておいしいく感じられるような、一緒に食事をしたいと思われるような関係を築くことを一つの目標とします。では一緒にご飯を食べたくない人とはどんな人なのでしょうか。文句の多い人、自慢話が多い人、傲慢な人、相手の話を聞かない人、不味そうに食べる人、言葉無くただ食べる人、食べ方が汚い人等があげられるでしょう。では一緒に食べたくなるような人とは、どんな人なのでしょうか。美味しそうに食べる人、楽しく明るくほがらかに食べる人、食べ方がきれいな人、人の話を聞く人、気取らない人、話題を提供する人などがあげられるでしょう。一緒に食事をしたいと思う人は、共に暮らしたい人でもあるのです。ずっとつき合っていきたい人ともいえます。信頼関係とはそうした日暮らしの中で気張らない関係の積み上げの結果をいうのです。
日常生活の中で、傷を負った子どもたちは、暮らしの中で少しづつ癒していくのが一番無理なくていいと思います。子どもと関わるということは、一緒に暮らすことです。『ケア』と言う言葉がありますが、この語源はギリシャ語の『カラ』という単語から来ています。このカラには、『痛みを共有する』と言う意味があります。子どもの心の傷を代わることは出来ないけれども、痛みを共有しながら子ども自身が見失いかけている自尊心・捨てかけている自尊心にノックし続けていくことが、ケアなのです。




おっとりくんNEWS NO.23(毎月10日発刊) (11月10日(水)17時20分)
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2004.11.10            
■□■原点をみつめる■□■
先月の、23日午後5時56分ごろ新潟県中越地方に震度M6・8の地震がおき、大きな被害を出した。気象庁はこの地震を「平成16年(2004年)新潟県中越地震」と命名した。
いまだに余震が続き不安な日々を過ごされている被災者の皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

★☆★社会の出来事★☆★
子育て費は月4・6万円 内閣府消費生活パネル調査
 子育てにかかる費用は平均で月4万6400円に上り、生活費の16・1%を占めていることが6日、内閣府の外郭団体である家計経済研究所がまとめた「消費生活パネル調査」で分かった。
 同研究所は「家計にとって子育て費が、かなりの負担となっている。夫の協力が得られない、家が狭いなどの理由とともに、年々低下している出生率の一因と考えられる」と分析している。
 子供1人の世帯では支出が月2万6500円で、家計に占める割合も10%と低かった。子供2人の場合は5万800円、17・9%に、3人だと6万1400円、19・8%にそれぞれ拡大、子供の数が多いほど支出が増えている。
       (共同通信) - 11月6日16時20分更新


◇◆◇ 先月の報告 ◆◇◆
10/10・11(日・月) 職員採用施設説明会
10/15(金)  シオン園(熊本県)職員研修来
10/16(土) 第44回東三河児童福祉施設総合体育大会(豊橋市:高師緑地公園)
10/24(日)  八束穂祭礼
10/27(水) 龍尾スーパーバイズ
10/28(木) 岡崎教区保護司会来
10/29(金) 名古屋市児童福祉施設職員研修来
11/6 (土) 第26回愛知県児童福祉施設音楽の集い犬山大会 

◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
11/11(木) 幸田町ボランティア協会来寮
11/12(金) 東三河児童・障害者相談センターとのケース懇談会
11/14(日) NTTボランティア来寮
11/24(水) 龍尾スーパーバイズ
11/25(木) 目黒二葉寮(東京都)職員研修来寮
11/27・28日 第2次採用試験
12/1〜3日 小舎制養育研究会横浜大会

●●○『輝いている言葉』○●●
私たちはどんな時に笑うのだろう。困惑した時、軽蔑した時、苦々しい気持ちで、などの不快な笑い。楽しい時、幸せな時、愛しい者を見て思わず広がる微笑み、快い笑い。笑う本人の気持ちと、応じる人の気持ちが出会って思いがけないことが起きる。電話で深刻なやり取りをしている最中に、状況に気づかなかった同僚の楽しげな笑い声が響き、それを聞いた相手が怒り出してしまった経験はないだろうか? 社交辞令のつもりで微笑んだら、被害的に感じやすい人で、怒り出してしまったことはないだろうか?
その逆に、特別な好意と取られて困ってしまったことは? 批判や攻撃をされて困惑して笑い、さらに攻撃的になられて対処に苦労したことはないだろうか。
そうして、もうどうにもならない極限状態で、笑うしかないということもある。人は限界を越した時の感情のエネルギーを笑いによって放出して、バランスを取るのだろうか。
 人に関わって仕事をしてゆくには、笑いが相手の怒りを引き出すトリガー(引き金)にもなることを知っておきたい。
相談者の自嘲的な笑い、諦めの笑い、自分をごまかしでいる時の笑いや、苦しい気持ち、悲しい気持ちの入った笑いにつられて援助者が笑ってしまうと、相談者の気持ちが深く傷つき、その人のマイナスの自己評価を強めてしまい、その結果がさまざまな形で表現されてくることがある。自分がどのような状況で笑うのか、日頃どのような笑いをしやすいのか、自分の意識の表面よりは少し深いところで起きていることに気づいておくことが重要である。自分が無意識的にしている行動の1つとして、笑いに目を向けてみると、自分が見えてくる。テレビのお笑い番組を見て笑っている時、実は同じ体験をしたことがあって、それを笑い飛ばす時も、自嘲的に笑う時も、軽蔑して笑う時も、人の苦痛を楽しんで残酷に笑う時もあるだろう。
 笑った時の自分の心のありよう、どのような笑いをする自分であるのかに注意を向けることは、潜在意識と出会えるチャンスともなる。自分を見ておくことは、人と会う時の自分のありようや面接の関係のなかで起きていることへの気づきを深め、対処する力ともなるだろう。
 面接において、言葉を出すことも難しいが、知らず知らずのうちに表れてしまう表情に気づくことも難しいものだ。
(月刊福祉2004/8月号著 こころの洞察 東京都女性相談センター 江口美代子) 

■□□ 寮長コラム □□■
第26回愛知県児童福祉施設音楽の集いが11月6日(土)犬山市市民文化会館で行われた。毎年、秋のこの時期に愛知県下の児童福祉施設が一堂に会し楽器演奏や舞踊などを披露する会である。今年は16施設が参加したが、施設それぞれの取組みと特色が感じられた。八楽児童寮では、劇「ハリーポッター」を行った。その取組みについて紹介する。
まず、職員に求められるのは、子ども達が独立した人格の持ち主として、人格的に対等な人間として接し、そのためには、子ども達が自己決定権に基づいて、いやなことはきちんと「いやだ」と言える環境作りしなければならない。なぜなら人間は自分で体験し、ときには失敗することによって人格を高めていくことができるのであって、人権の基礎にある「個人の尊厳」はそのような考え方に基づいていると考えます。
施設長として、自己決定権を尊重した支援を行うという仕事がたやすいことだとは思っていない。自己決定権を尊重するということは、子ども達の意思や意向を確認することを含めて、とても時間のかかる支援方式であり、子どもに経験させて失敗したらきちんと支えていくというのは、ある意味では「曲芸的仕事」だからです。
しかし、私は、それこそが、専門職としての福祉の専門家に求められている資質であろうと確信しています。従って、逆説的に言うとそのような支援方式がとれない限りは、福祉の仕事の専門性を高めていくことなどできないのではないかと思います。八楽児童寮の「ハリーポッター」は、そうした地盤に支えられて完成しました。



おっとりくんNEWS NO.22(毎月10日発刊) (10月10日(日)12時02分)
Number:1010115907Length:7822 bytes

2004.10.10           

■□■原点をみつめる■□■

先月の9月15日は敬老の日。八楽児童寮には、毎年敬老の日に行うことがある。それは、同一法人が経営する特別養護老人ホームまどかの郷でのボランティア活動である。毎年、まどかの郷でボランティア活動をしたい者を募集して行われる。今年も15名子どもたちが手を上げてくれた。まどかの郷が開設された平成8年から続いている。ボランティアとは、フランス革命の時、立ち上がった市民のことを「ボランテ」と呼んだことにその語源がある。八楽児童寮のボランテたちが今年もまどかの郷を訪れた。

★☆★社会の出来事★☆★
イチロー262安打で14冠 3年ぶり首位打者2本締め
 【シアトル(米ワシントン州)3日=ペン・西村国継、大富真一郎、カメラ・二川雅年】メジャー不滅の262安打―。マリナーズのイチロー外野手(30)が今季最終戦となる3日のレンジャーズ戦に4打数2安打を放ち、年間最多安打記録を262本と伸ばした。3日連続の超満員の地元ファンの前で今季80度目のマルチ安打、夢のシーズンを締めくくった。打率3割7分2厘で3年ぶり2度目の首位打者を獲得。年間最多安打など“14冠”につき、「2年お返ししたものを取り返した」と、世界の頂点に立った男は胸を張った。
 最後まで気を抜くことはなかった。8回先頭の第4打席で中前安打を放ち1969年以降では最多の80度目のマルチ安打。記録ずくめのシーズンを、イチローは262本目のヒットで締めくくった。一塁に立った51番を、満員の観客がスタンディングオベーションで迎えた。「あれで今季を完結させた。もちろん熱くなりましたよ。あの雰囲気を覚えておきたいと思った」惜しみない拍手の嵐に包まれて、しばし感慨に浸った。

 振り返れば4月6日、開幕のエンゼルス戦の第1打席も遊撃内野安打。ヒットで始まり、ヒットで締めた1年だった。「あり得ない事をしてしまった。目標とする数字ではないし、簡単にまた届きたくないという思いもある」。目を閉じれば258本目のヒットがセンターへ抜けていく光景がよみがえる。「いろいろな事を忘れていくたちですけれど、あれは忘れられない」メジャーの歴史にうち立てた金字塔は、イチローにとっても忘れ得ぬ思い出となって心に刻まれていた。
 偉業達成の陰でタイトルも奪還した。メジャーでは自己最高の3割7分2厘の高打率で3年ぶり2度目の首位打者に輝いた。「2年お返ししたものを取り戻した。続けることも大変だけど、なくしたものを取り戻すのもパワーがいる。今回は取り戻したということが大きい」と胸を張った。オリックス時代は7年連続で獲得。いったん奪われた王冠を取り戻すのは、天才打者にとっても初めての経験だった。
 162試合で欠場は1試合だけ。「途中からは出ざるを得なかった。休むわけにはいかなかった」99敗を喫したチームの中で、ファンの心をつなぎ留めるために常にフィールドを走り回った。
 ようやく試合から解放される。日米野球(11月5日開幕)出場を打診されているが、例年ならすぐに帰国せず、米国で長いシーズンの疲れを取る。「(愛犬の)一弓と散歩したいですね。彼もあしたからオフだって分かってきたみたいでソワソワしていた」と、優しい笑顔を見せた。30歳になったイチローの挑戦は、最高の形で幕を閉じた。(大富真一郎)
                   (スポーツ報知) - 10月5日13時10分更新

◇◆◇ 先月の報告 ◆◇◆
9/17(金) 名古屋市立若葉寮職員研修7名来
9/20(月)敬老の日 まどかの郷へボランティア
9/22(水)龍尾スーパーバイズ

◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆

10/10・11(日・月) 職員採用施設説明会
10/15(金)  シオン園(熊本県)職員研修来
10/16(土) 第44回東三河児童福祉施設総合体育大会(豊橋市:高師緑地公園)
10/24(日)  八束穂祭礼
10/27(水) 龍尾スーパーバイズ
10/28(木) 岡崎教区保護司会来
10/29(金) 名古屋市児童福祉施設職員研修来
11/6 (土) 第26回愛知県児童福祉施設音楽の集い犬山大会 

         ●●○『輝いている言葉』○●●

どんな山も乗り越えることができる教育法
 これまで、公文式の価値についてお話ししてきましたが、その価値を高めるためにはやり続けなければなりません。いえ、これは公文式に限りませんね。何の分野でも、物事を成し遂げるためには、思うようにいかないときこそ、我慢してやり続けることが大切だと思うんです。
 いまの日本の子どもたちは、〃何ごとも身につけるには我慢が必要〃というのを学ぶ機会があまりに少なくなってはいないでしょうか。そのために「棚ぽた型」の子どもが増えているように思うのです。スキーでもカッコよく滑ろうと思えば、あるいはテニスでもビシッと打とうと思えば、良いコーチや良い指導者に出会うことはもちろん必要ですが、それ以上に少々つらいときがあっても投げ出さないことが大切です。
 しかしながら、何かを身につけようとしながら挫折してしまう人は、大人といえども、意外と多いように思うんです。では、なぜ挫折してしまうのでしょうか。それは、「一生懸命がんばっていても伸びないように感じる時期」があるせいだと思うんです。これを心理学では「高原期」と呼びます。人が何かを習得していく際、正比例のグラフのように伸びていくのではなく、グングン伸びていく時期と、練習を続けているにもかかわらず進歩が見られなくなる時期が交互に現れるのです。
 途中でイヤになるのはこの「高原期」です。努力していても、伸びているように思わないもんだから、やってる本人も、見ているほうも、だんだん白信がなくなってくるわけです。でも、そんなときに我慢してでもやり抜いていると、必ず次の伸びる時期がくるのです。私は、いまの日本の子どもたちに、昔の日本人の美徳であった「我慢」を学ばせなければならないと強く思うんです。「いやだなあ」と感じるときでも、やり続けていれば、必ず「喜び」が返ってくる。そういうくり返しのなかから、本物の実力がついてくることを、子どものうちに体感させる必要があるのではないでしょうか。
(だいじょうぶ!「共育」でわが子は必ず伸びる:木全徳裕 くもん出版)

■□□ 寮長コラム □□■

龍尾和幸先生に八楽児童寮の月1回のスーパーバイズをお願いし早いもので4年目を迎えます。龍尾和幸に心より深謝申し上げます。
八楽児童寮が龍尾和幸先生を師としているその理由について述べたいと思います。
かの吉田松陰は「みだりに人の師となるべからず、またみだりに人を師とするべからず」と言いました。人はやはり、学ぶに足る人を師と仰ぎ、教えるに足る人を弟子とすべきなのです。ですからその師伝に優劣はなくても、自分が学ぶ師の善し悪しは重大な問題であります。ところが実際問題として、良師を得ることは実に難しく、多分に運命的な要素に左右されるものなのです。私自身も、見る目のない頃には随分といい加減な人に師事して、無駄な日々を送ったものでした。しかしこればかりは仕方がないので人との出会いには順序があり、最初から調子よく良師に出会えるわけではありません。
そして良師を得る為には、見る目を養うに如くにないのです。自分の足で見に行くことであり、初心のうちに一流の技に接する機会を多く作ることなのです。では、一流の人の動きとはどんなものかと言いますと、姿勢や判断が正確で、しかも迫力があることです。この姿勢や判断については自分の信念がぶれないということです。頑固とは違います。そしてもう一つ、迫力があるかどうかです。いつも龍尾和幸先生の語りには気迫が感じられます。なぜならその語りには、龍尾和幸先生の体験が集約されているからです。
そして、「見の眼弱く、観の眼強く」と昔から言われるように、洞察力の篭もった目、言い換えれば、相手を包み込むような目を持っているのです。
更にもう一つ、龍尾和幸先生を師と仰ぐ理由としては龍尾和幸先生の教えには上達論があるということです。これが大事なのです。つまり、何をどのように学び研鑽して行けば実力が養成されるのかを、現実的な観点で捉え説明されるということです。施設職員としての資質というものは積み重ねであって、教伝システムに左右されます。それが研修です。そのうちやれるようになるとか、そのうちできるようになるだろう、では話にならないのです。そういう人は、現実的なことをきくと何も答えられないのです。現実的な論点を基本とする上達論とは、先ずはその人が現実的なものの考え方が出来るかどうかにかかっています。それが出来ない人に限って、「ああでもないこうでもない」とか「○○でなければ・・・」といった逃げ口上を用意するものなのです。
昔から堕落することを「ぬるま湯につかる」といいますが、ぬるま湯の本当の恐ろしさとは、一度入ったら出られなくなるところにあるのです。つまり、ぬるま湯の中はほどほどに温かいけれども、それに慣れれば熱い湯には入れなくなるし、出れば風邪をひく、というわけで、進化のない職員はちょうどそんなぬるま湯の中に浸かっているようなものです。このように師事する人を間違えれば、もはや大成はおろか小成にも到らないのが厳然たる事実なのです。
平成15年度八楽児童寮ケースカンファレンス報告書のあとがきより




おっとりくんNEWS NO.21(毎月10日発刊) (9月11日(土)00時55分)
Number:0911005440Length:6225 bytes

2004.9.10            
■□■原点をみつめる■□■

この夏の話題は、なんと言ってもアテネオリンピックだろう。二百二カ国・地域から選手、役員ら約一万六千人が参加したアテネ五輪が閉幕し、今年の暑い夏も終わった。日本は、過去最多の三十七個のメダルを獲得した。金メダル数は一九六四年の東京オリンピックの十六個に並んだ。 私にとっては常日頃見慣れないスポーツをテレビ観戦できたよい機会であった。皆さんはどんな競技に熱い声援を送られましたか?メダルに届かなかった選手を含む代表の健闘と競技の支援態勢が感動と勇気を与えてくれた大会であった。

★☆★社会の出来事★☆★
命を大切にする教育を
文科省対策プログラム
児童事件の再発防止
 文部科学省はこのほど「児童生徒の問題行動対策重点プログラム」の中間まとめを公表した。
 6月に長崎県佐世保市で起きた小学校六年生の女子児童による同級生殺害事件や7月に新潟県三条市で起きた小学校6年生の男子児童が同級生を包丁で切りつけた事件などの再発防止策としてまとめたもの。
中間まとめでは、「これまでも学校教育で命の大切さを教える教育などに取り組んできたが、十分な成果をあげていない」などとした上で、学校と家庭、地域、関係機関などが連携して、@命を大切にする教育A学校で安心して学習できる環境作りB情報社会の中でのモラルやマナーについての指導の在り方−に重点をおいた施策を進めることが必要とした。
命を大切にする教育では、教育課程全体を通じ生命の尊さなどを積極的に取り上げる機会を増やすこと、命の大切さを盛り込んだ新家庭教育手帳を小学生の保護者に配布するなど家庭教育を充実すること、他人を思いやる
心を育てるために社会奉仕活動や自然体験活動などを充実するとした。
学校環境作りでは、子どもの変化に対応できる体制を確立するため、スクールカウンセラーなどの配置を拡充するとした。
また、情報社会のモラルやマナーでは、テレビ、インターネットなどの暴力表現が子どもに重大な影響を与えているとし、子どもに対しインターネットを使う上でのモラルやマナーについて教育すること、メディアが有害情報に対する自主規制を確実に行うことが必要とした。
(福祉新聞記事より9月6日)


◇◆◇ 先月の報告 ◆◇◆
8/19(木)  愛知県地域子育て支援事業連絡協議会ブロック研修会7名来 
8/28(土)  寮内納涼盆踊り大会
8/29(日)・30(月) スエヒロ産業扇会バスツアー
9/ 1(水)  2学期始業式  

◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
9/17(金) 名古屋市立若葉寮職員研修7名来
9/20(月)敬老の日 まどかの郷へボランティア
9/22(水)龍尾スーパーバイズ
         ●●○『輝いている言葉』○●●
ルール
学校にいるときも、校外学習に出かけたときも、だれかが何かを落としたのに気づいたら、拾ってその人に渡そう。落とした人のほうが近いところにいても、身をかがめて拾おうとするところを見せるのが礼儀だ。

 先日、レンタルビデオの店を出ようとしたとき、わたしのポケットから銀行カードと運転免許証がすべり落ちた。わたしが腰をかがめて拾おうとしたまさにそのとき、三メートルほど離れたところにいた男の子が駆けよってきて急いでカード類を拾いあげ、わたしに差しだした。わたしはとても驚くと同時にうれしくもあった。大きな声で男の子に礼をいい、まわりを見まわして彼のお母さんを探した。
 お母さんはそのあいだじゅう、子どものようすを見守っていた。見るからにきちんとしたレディで、男の子のマナーのよさは彼女のしつけのたまものにちがいないと確信させられた。残念なことに、親のなかにはわが子にその種のスキルを教えこむ必要があるとは思わない人が多すぎる。その結果、人への思いやりのあらわれともいえる、そうした基本的なふるまいさえ身についていない子どもが増えている。
 たとえば、かつてのわたしは、授業中にだれかの机から鉛筆が転げおちたのを知りながら、それを拾って持ち主に返そうとする子がひとりもいないことによくいらだった。落とした本人がわざわざ席を立ち、鉛筆を取りにゆかねばならなかった。ほかの子どもたちは完全無視を決めこんでいた。
 だれかが何かを落としたら、近くの人が拾ってその人に渡してやるのはあたりまえではないかといいきかせると、子どもたちはすぐにそうするようになり、なんの問題も起きなかった。しばらくすると、それが彼らのあいだの「常識」となった。
 そんなある日、クラス全員でタイムズ・スクエアに出かけた。演劇鑑貰のためだった。
そのとき、わたしたちの近くにいた女性が、空になった煙草のパックをぽいと地面に投げすてた。とたんに、わたしのクラスのジョスリンという女の子が駆けより、パックを拾いあげると、その女性を追いかけた。「もしもし、落ちましたよ!」といいながら。
 女性は、どうかしてるんじゃないの、といわんばかりの顔でジョスリンを見つめ、空のパックをポケットに入れた。他人が捨てたゴミを拾うというのは、必ずしもわたしの意図したところではないのだが、にもかかわらず、ジョスリンの行動はあの女性に重要なメッセージを伝えたにちがいない。
(あたりまえだけど、とても大切なこと:ロン・クラーク亀井よし子訳 草思社)


■□□ 寮長コラム □□■
  「押しつけをすれば、子どもは悪くなる」特に高校生などの高年齢児は言うことを聞かないとの理由で怒ったりすると職員と子どもとの人間関係が崩れることを心配します。そんなことから「過度に干渉しないようにすることが大事だ」という方針が生まれやがて「放任」ということになります。しかし、その結果が「教育の崩壊」だの「家庭養育の崩壊」と叫ばれる現代社会の姿であります。
施設においても「教えるべきことはきちんと教えるべきである」これは養育者としての基本姿勢です。自立する力は、生活のスキル(技術)を教えれば実につくものではなく、さまざまな価値観を素直に吸収してそれが心の中で融和・成熟して、自立する力として開花していくわけです。そのためには子どもたちにはまず“素直さ”を教える事が大事で、それを教えずして「自立心を養いなさい」ということは無理なのです。自立心とは、いろいろなことを素直に貪欲に吸収していった結果として、初めて芽生えるものです。人間というのは生まれたときから人間ではなく「これはしてもいいですよ」「これはしてはいけません」と教えて人間になるのであって、その人間になるプロセスが教育です。そうした点から誤解を恐れずに言うと「やりたいことをやらせない」「やりたくないことをやらせる」ということも教育または養育において必要なことなのです。そして、だんだんと基本的な価値観が身についていく姿が成長であって、成長とは一人前の大人としての技術や知識といった能力を身につけることも大切ですが、なによりも「心」が成長することが大切なことですが、その点がおろそかにされてきたような気がします。その結果、体は大人になったけれども、心はまだ子どものまま、そういう大人が今増えています。一人の子どもが成長していく過程は必ず周囲にその子どもを育てる人がいる。誰かに育てられないと人間の子どもは育っていくことができないのですから、育てる大人の心が共に成長していかなかったら子どもの心も育つはずがないのです。



おっとりくんNEWS NO.20(毎月10日発刊) (8月10日(火)08時38分)
Number:0810083746Length:4813 bytes

2004.8.10            
■□■原点をみつめる■□■
5月訪問したアメリカ・デイビス市からこの度私に名誉市民の称号が与えられその認定書が送られてきた。大変名誉なこと感謝している。UCデイビスを訪問した際に大学の計らいでデイビス市長を表敬訪問する機会が与えられその際に市長より「UCデイビス校の客員は、私たちデイビス市にとっても大事なお客様です。」と歓迎された。私にとってアメリカという異国の地にもうひとつの故郷ができたような思いである。国際化の一翼を担えればと思う。

★☆★社会の出来事★☆★
児童虐待 相談最多の2万6,000件
03年度「岸和田事件」で急増
全国の児童相談所が二〇〇三年度に対応した児童虐待の相談処理件薮は、前年度より約二干八百件多い二万六千五百七十三件に上り3過去最高を更新したことが二十九日、厚生労働省の集計(速報値)で分かった。 緩やかな伸ぴの〇二年度から一転して大幅増となった原因について、厚労省雇用均等・児童家庭局総務課は「中三男子生徒が食事を与えられず、餓死寸前で保護された大阪府岸和田市の虐待事件の影響で相談や通告が増えた」と分析している。 相談処理件数は集計を始めた一九九〇年度の干百一件から年々増加,特に九九―二〇〇一年度は年間四千−六千件のぺ−スで急増したが、家庭内に潜んでいた被害の掘り起こしが一定程度進んだためか、〇二年度は前年度より約四百六十件の微増にとどまっていた。 〇三年度の虐待相談受付件数は二万七干百二十八件で、やはり前年度より約二千九百件増えた。月別では、〇三年十二月までは前年同月とぼ同程度だったのに、岸和田事件が報道された今年一月は前隼同月比133%、二月は同168%、三月は同176%と増えた。
(中日新聞記事より)


◆◇◆ 先月の報告 ◆◇◆
7/20(火) 1学期終業式
7/28(水) 龍尾和幸スーパーバイズ
7/30(金) 新城高等学校農業クラブボランティア来
8/ 2(月) 新城東高等学校生徒会ボランティア来

◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
8/19(木)  愛知県地域子育て支援事業連絡協議会ブロック研修会7名来 
8/28(土)  寮内納涼盆踊り大会
8/29(日)・30(月) スエヒロ産業扇会バスツアー
9/ 1(水)  2学期始業式  

●●○『輝いている言葉』○●●
あやまり方
人は他人の感情を傷つけたり、いやな思いをさせたとき、あやまらなければなりません。
1 相手を見ましょう。それは誠実さを表わします
2 なんについてあやまっているのかを話しましょう
3 なにか言われたら、それをフォローすることを言いましょう(「どうしたら、償えますか?」「もうしません」)
4 聞いてくれた相手にお礼を述べましょう(たとえ、その相手が許してくれなかったときもです)

あやまることにより、他人に対する誠意を持っていることを表わすことができます。そして、人からも誠意をもって扱ってもらえることになります。また、あやまることにより、自分の否を認めることのできる責任感があることを相手に伝えることができます。
ヒント
● あやまることは難しいことですが、あえて行なう勇気を持ちましょう。あやまることがいちばんの方法であることを確信しましょう。
● 自分の意見で、相手を興奮させたなら、あやまるタイミングを問違ったのかもしれ ません。なにが起ころうと、つられて興奮しないようにしましょう。自分は正しいことをしているという自信を持ってください。
● 人は、あやまられたことを後で思い出すとき、その人を非を認め、反省できる大人であると思うのです。そして、その人に対し、信頼感を持つようになります。
● あやまることで失敗をすべてを帳消しにできるものではありません。しかし、相手か らの印象を変える力を持っています。
(親の目・子の目レイ・バーク ロン・ハロン著:トムソン ラーニング社より)

■□□ 寮長コラム □□■
ドクターヘリ出動!(最終回)
日赤第二病院では手術に向けた検査が幾度となく繰り返された。そして、執刀医に呼ばれ状況説明を受けた。「脊髄腫瘍です。脊髄腫瘍には悪性と良性とがあり、良性の場合は摘出手術をすれば、元気になりますよ。」固唾を呑んで聞いてみた。「どちらでしょうか?」「それは手術をしてみないとわかりませんね」悪性の場合は難しい手術となるそうだ。確率は1/2祈るしかない。それから幾度となくインフォームドコンセントがなされその度に同意書への署名が求められた。施設長として7年目にして初めて代理同意権の行使であった。初めての経験の割には重大な役目を負った。夜7時、本人は手術の重大さを知ってか知らずか笑顔で手術室に消えていったそして、手術室の赤いランプが点燈し手術は始まった。それから2時間半、母親が到着した。お母さんに状況を説明し「今は、一緒に手術の成功を祈りましょう」と言うのが精一杯だった。それからは二人ともただベンチに座って重苦しい張りつめた空気の中で手術室のランプをひたすら眺めるながら沈黙の時間だけが刻々と流れていった。時計は、新しい日を迎え1時を指したころ手術中のランプが消えた。がなかなか本人も医師も出てこない。手術の間に自分の中で少しずついろいろ望みがそぎ落とされていのを感じた。最初のうちは元通りになって帰ってきてほしいから最後にたどり着いた心境が「天上天下唯我独尊」すなわち「命」であった。30分後先生から手術結果の説明がなされた。「腫瘍は良性のものでした。手術は無事終わりました。」その言葉にそれまで張り詰めていた緊張感から開放されたと同時に心から本当によかったと思えたとき、年甲斐もなく不覚にも感動の熱いものが頬を伝った。
そして今、彼は何事もなかったように元気に飛び回っている。



新城東高等学校生徒会の皆さんがボランティア (12月11日(土)16時54分)
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8月2日(月)愛知県立新城東高等学校生徒会の皆さんが学習ボランティアとして来寮されました。新城東高等学校創設以来のボランティア活動で今年も19名の生徒さんが子供たちの夏休みの宿題に取り組んでくれました。子供たちも宿題がはかどり大助かりで、夏休みの日誌や習字、絵画制作とそれぞれに一生懸命に取り組んでいました。ありがとうございました。



新城高等学校農業クラブの皆さんがボランティア (8月2日(月)12時01分)
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7月30日(金)毎年恒例の愛知県立新城高等学校農業クラブの皆さん10名が、八楽児童寮で草刈ボランティア活動をしてくださいました。
夏の暑い日差しの中、はじめに高校生を代表して日恵野君が「暑いけど、がんばりましょう」とあいさつし、子どもたちと共に汗を流し作業を終えるころには施設内もきれいになりました。
作業終了後は、高校生一人一人に寮長から「青春ボランティア証」が授与されました。
本当にありがとうございました。



おっとりくんNEWS NO.19 (7月10日(土)08時09分)
Number:0710080915Length:5987 bytes

2004.7.10            (毎月10日発刊)

■□■原点をみつめる■□■
ベトナムへ行った。ホーチミンでの朝、ホテルから通りを見るとものすごい数のオートバイがけたたましいクラクションを鳴らして走っている。交差点では信号機もなく車と人とオートバイとシクロが行き交う。よくこれで事故が起きないものだと感心する。どうみても交通規則が守られているとは思えないそれでも事故が起きないのはマナーがいいのかマナーには、普遍性と社会性がある。管理社会に慣らされた我々日本人では間違いなく事故になるだろうなぜなら日本人は規則は身につけているがマナーが身に付いていないからである。ベトナムにマナーの原点をみた。

★☆★社会の出来事★☆★

児童虐待
相談最多の2万6000件
 03年度「岸和田事件」で急増
全国の児童相談所が2003年度に対応した児童虐待の相談処理件数は、前年度より約二干八百件多い二万六千五百七十三件に上り、過去最高を更新したことが二十九日、厚生労働省の集計(速報値)で分かった。
 穏やかな伸びの02年度から一転して大幅増となった原因について、厚労省雇用均等・児童家庭局総務課は「中三男子生徒が食事を与えられず、餓死寸前で保護された大阪府岸和田市の虐待事件の影響で相談や通告が増えた」と分析している。
 相談処理件数は統計を始めた1990年度の干百一件から年々増加。特に99―2001年度は年間四千−六千件のぺ−スで急増したが、家庭内に潜んでいた被害の掘り起こしが一定程度進んだためか、02年度は前年度より約四百六十件の微増にとどまっていた。
 03年度の虐待相談受付件数は二万七干百二十八件で、やはり前年度より約二千九百件増えた。
月別では、03年12月までは前年同月とぼ同程度だったのに、岸和田事件が報道された今年1月は前隼同月比133%、2月は同168%、3月は同176%と増えた。
(中日新聞記事より6月29日夕刊)


◆◇◆ 先月の報告 ◆◇◆
6/23(水) 龍尾和幸スーパーバイズ
6/26(土) インターシップ生来日
◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
    7/20(火) 1学期終業式
7/28(水) 龍尾和幸スーパーバイズ
7/30(金) 新城高等学校農業クラブボランティア来
8/ 2(月) 新城東高等学校生徒会ボランティア来

         ●●○『輝いている言葉』○●●
少年たちの夜は長い。門限後の寮生活のほとんどは、子どもたちの自治によって営まれている。 当然、稚拙な側面も表出する。夜更かしが過ぎて、朝起きられないこともある。問題を起こして停学になることもある。しかし、 一つ一つの失敗を体で覚えながら、生徒たちの結びつきは、家族の持つそれと同じように深まっていく。 『同じ釜の飯を食った仲間』というよりは、『同じ目標に向かい戦う同志』といった感覚となっていった。 大人は時として、今まで関心さえも寄せなかった子どもたちが作っている部分社会に突然、権力介入してくることがある。 
PTAで問題になってはじめて、実態調査を行い、管理強化をするような場合である。 それを受けて当然、子どもたちは反発する。 一人ならば仕方なく従うかもしれない。しかし集団であればそうはならない。「今まで何も言わなかったくせに、突然口を出すな!」                                                                
「イヤ、今までがダメだったからこうなったんだ! 自分たちで自由の幅を狭めているんだ!」
「それは大人たちの横暴だ!」といったせめぎ合いに発展していく。
 私は子どもの頃からいつも思っていた。我々を放置すれば必ず、大人たちの理解不能な場所を形成する。大人たちが言うように我々が『未熟』な存在であるなら、未熟な者たちが未熟な場所を作ることは自明のことである。 そして子どもたちはその場所を守るために、『未熟な存在』の全てをかける。なぜなら、与えられた場所ではなく、体を張って築いた場所であるからだ。 誰だってそうであろう。たとえばせっかく三十年ローンで建てた家を、町の景観が悪くなったからと言われて解体されそうになった時、『はいそうですか』と簡単に同意する人などいるだろうか?
もし、子どもたちの世界に介入したいのであれば、その場所が作られる一部始終を見ていなければならない。そして力を貸すことを惜しんではならない。それが『大人の責任』であると私は思う。子どもたちに『責任』を押し付けるのであれば、大人たちも、『子どもたちに対する責任』という刃を常に自らに向けるべきである。問題のすり替えは、不毛な闘争しか生まない。
(不良少年の夢 義家弘介著:光文社より)

■□□ 寮長コラム □□■
ドクターヘリ出動!
我が家の朝は、いつも電話が鳴り響く。その日も鳥の家の担当からSの健康についての相談があった。「Sが足が痺れると言って動けないんです」一ヶ月前程から足の痺れを訴えていたが病院で診てもらってもはっきりとした原因がわからないので、来週市民病院でMRIのレントゲンを撮ることになっていた。しかし、今朝の電話の向こうの担当の声からもう来週まで待てない様子だった。「今日、市民病院へ通院しMRIを撮ってもらうように」言い残して私は、東京へ出張に出た。何となく気になりながらも東京へ着くと間もなく私の携帯電話が鳴った。いやな予感。案の定「寮長、大変です。すぐ帰ってきて下さい。SのMRIの結果は、脊髄腫瘍です。今日中に手術が必要で今、救急車で豊橋市民病院へ搬送されています。」電話の状況からただならぬ事態であることを直感し血の気が引く思いがした。「わかったすぐ帰る」すぐに帰路の新幹線に飛び乗る。刻々と状況の変化が携帯電話に伝えられてくる。「寮長、そのまま豊橋市民病院へ来て下さい」豊橋市民病院に私が着くと医師から「あと10分でドクターヘリが来ます。ヘリコプターで名古屋の日赤第二病院へ搬送し、そこで摘出手術をおこないます」状況がまだ飲み込めない私に矢継ぎ早の説明が襲いかかってくる。これはただ事ではない。「わかりました。私が同乗します」日赤第二病院での手術には、施設長としての代理同意権の行使が必要になるであろう。その同意権の行使は施設長にしかできない。お母さんは手術には間に合いそうにないのだ。一刻を争う。陸路で2時間かかる所をドクターヘリは、20分で豊橋から名古屋の八事にある日赤第二病院に到着した。初めてのヘリコプターであったが景色など楽しんでる場合ではない。ヘリコプターに乗っている間、私は二十年前の自分を思い出していた。私の次男は未熟児であったために生後まもなく救急車でやはり新城から豊橋市民病院まで搬送された。その時、我が息子を乗せた救急車がサイレンを鳴らして走ると次々に前を走っていた車が道を空けてくれることに感動したことを思い出した。当たり前のことだけれど「これが社会秩序というものだ」と一人で感動して涙が止まらなかった。再び今度はヘリコプターである。大勢の人が一人の命を助けるために懸命に連携してバトンタッチしていく。そして、ヘリコプターから再び救急車に乗り移り日赤第二病院へ到着した。
つづきは、次回




おっとりくんNEWS NO.18(毎月10日発刊) (6月10日(木)09時37分)
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2004.6.10            
■□■原点をみつめる■□■
名古屋地方気象台によると天気予報の「大はずれ」は年間で30日ほどあるというが、このところ天気予報が当たらない。東海地方では5月、肝心の日曜日に晴れの予報が雨、雨の予報が晴れとなり外れ続きの印象を与えた。天気予報はスーパーコンピューターで計算して予測を引き出すのだが一般的にこの時期は予報の成績が悪くなるそうだ。

★☆★社会の出来事★☆★
予告問題でやる気出た
見えるテスト  新城・東郷中
新城市の市立東郷中学校は、年間五回の定期テストで、あえて事前に予告しておいた間題を出題する。名付けて「見えるテスト」。何を勉強すればいいか「見える」。自分の頑張りが点数となって「見える」。ニ〇〇三年度から始めた取り組みだ。五月の中間テストでは、一、二年生には試験問題の六割、三年生には試験間題の五割が予告された。 「特に勉強が不得意な生徒たちに『自分もやればできる』という感覚をもたせたい」。見えるテストの名付け親の小林正弱(まさみ)校長(迂は力を込める。 義務教育だから、有名高校への進学者数だけで教育の質は計れない。「成績が下位の生徒の底上げが自分たち(教師)の使命だ」と言い切る。 きっかけは四年前。教務主任の福本克司先生(四六)は、当時の先生たちの悩みを今も鮮明に覚えている。 テスト開始のチャイムと同時に机にうつぶせ、寝てしまう生徒。「塾へ通っているから」と学校の宿題を無視する生徒。 「自分たちは一体、何を教えているんだろう」。あらためて教育について考えさせられた。 そこで一部の先生たちが始めたのが「出る出るプリント」。各教科の最低限の基礎知識をまとめ、 「これだけは理解してほしい」という目に見える基準を示した。テストの答案を白紙で出す生徒をゼロにしようと、最初のうちはプリントと全く同じ問題を定期テストに出題した。 「全くテスト勉強をしなかった生徒でも、プリントだけはこなすようになった」と福本先生。 そんな定期テストを重ねるうち、個々の先生のプリントを教科や学年ごとに系統立てた。テストの問題も、数字や単位などの細部を変え、プリントの答えを写すだけでは正解にならないようにした。 この取り組みが「見えるテスト」に発展した。
 「まだまだ試行錯誤」と小林校長。〇四年度は、テスト後の補充学習を強化する。授業時間や放課後を利用し、出題した「見えるテスト」を解けるようになるまで全員にやり直しをさせる。 次の期末テストからは、英語と数学、理科で導入している習熟度別学習を活用。テスト前は、成績が下位の生徒に「見えるテスト」の解き方を徹底的に教える一方、上中位の生徒には応用問題を学習させる。 今月の中間テストが終わった時、ある三年男子が福本先生に駆け寄ってきた。これまで勉強に関する話題など持ちかけてきたことのなかった生徒だった。 「今回のテストはできた。次のテストも頑張って、最終的には半分ぐらいの順位になりたい」 福本先生は、自分たちの取り組みが少しずつ実を結びつつあることを実感した。   (大森準)
(中日新聞記事より5月29日夕刊)


◆◇◆ 先月の報告 ◆◇◆
5/16(日) 東三河児童福祉施設レクレーションスポーツ大会
5/23(日) カッパの里ハイキング
5/26(水) 龍尾和幸スーパーバイズ
6/3 (木) 児童養護施設白梅学園(福井県)職員研修来
6/9 (水) 児童養護施設ほうゆう・キッズホーム(千葉県)職員研修来

◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
6/23(水) 龍尾和幸スーパーバイズ
6/26(土) インターシップ生来日

         ●●○『輝いている言葉』○●●
異なる価値観を
認め合って社会をつくる

 これまでは、いい学校に行く、企業で出世する、収入が高くなる、車が持てる、家が持てるという
ことが、幸せの指標としてはっきりとしていましたが、いまは、そんなことだけが幸せだとは誰も思っていないのです。
 夕食は家族と一緒に食べたいので、会社は五時で帰らせてください。士、日は絶対に会社の仕事はしません。ゴルフもしません。ボランティアをします。サッカーをします。少年野球の監督をします。そういった多様な価値観を持った若い世代が出てきました。 これは日本だけの現象ではなくて、欧米のどの国でも、経済成長期が終わって成熟社会になると、価値観が多様化していきます。
さて、価値観が多様化することは、時代の必然であり、良いことなのですが、しかし一方で、私たち人問は社会的な生き物なので、バラバラなままでは生きていけません。そうすると、このバラバラな人間がどうやってつながっていくかということが、社会全体にとって最も重要な課題になっていくわけです。 
これからは、バラバラの人間がバラバラのままで、どうやってうまく共同体を運営していくかということを考えるようになります。コミュニケーションの課題自体が変わっていくのです。 先にも書いたように、これまでの日本社会を支えてきた、「一致団結」とか「心を一つに」というスローガンではダメなのです。価値観を一つにまとめていく方向ではなく、異なる価値観を認め合って、その上でどうにかして上手くやっていく、そういったコミュニケーション技術を身に付けなくてはなりません。
(NHK日本語なるほど塾 平田オリザ)

■□□ 寮長コラム □□■
カルフォルニア州立大学デイビス校のあるデイビス市は、サンフランシスコから北へ2時間程の所にあります。
私たちは、この旅でデイビス校の客員としてデイビス市長を表敬訪問する機会が与えられた。(デイビス市は犬山市と姉妹都市)このデイビス市は周辺の市とはいささか違っていた。驚くことに市長の月給は月500円。つまり市長という公職は、ボランティアなのである。他の市議会議員も同様であり、投票の一番多かった人が副議長を務め2年後に市長になるのである。そして、議会場は常にオープンで市民がいつでも議会に来て発言をすることができるようになっている。まさに市民のための民主主義である。日本でも最近アセスメント(評価)のあり方が問われている。「こうした政策を行ったら、いったいこれは効果的な政策と言えるのだろうか」また、政策を行った後には「どのような効果をもたらしただろうか」という評価にさらされるのは当然のことである。しかし、行政施策を構築するときは専門家による「何々審議会という政治手法や行政手法」を使い、その手法がなかなか見えてこなかったがこうした手法はもはや古い古典的な手法であろう。
こうしたデイビス市の取り組みはカルフォルニア州においても決してスタンダードではないそうだが、少なくとも市民が直接的に政策決定する議会に対してものが言えるシステムは民主的でありすばらしい。市民(素人)の意見をどんどん受け入れる社会であれば、町づくりにしても、もっと素晴らしい成果が期待できるのではないだろうか。市長は「アメリカという国は、自由に意見が言える国でその意見に対しては賛成もあるが反対もあるしかし、少しでも効果があると認められるのならばその政策は続行される。」という言葉が印象的でした。蛇足ですが、ちなみに市長さんはどうして生計を立てているのかと野暮な質問をしてみたらご主人が弁護士さんでその扶養家族ですとの答えが返ってきた。他の議員もそれぞれに仕事を持っているとのことである。議会も土日開催をし、市民がいつでも議場へ来て発言しやすいようにと議会は土日開催されるとのことであった。これが本当の民主主義であるのか。



おっとりくんNEWS NO.17(毎月10日発刊) (5月17日(月)08時45分)
Number:0517084444Length:5428 bytes

2004.5.17   

■□■原点をみつめる■□■
新緑まぶしい季節となりました。ゴールデンウィークの5月には子供の日があり、八楽児童寮の庭には元気に鯉のぼりが泳いでいました。子供の合計特殊出生率は1.36と若干は上がり下があいかわらず少子化は続きこれから先50年は人口が減り続けます。
(今月号は、おっとりくんNEWS発刊以来10日発刊ができませんでした。アメリカへ行っておりまして、発刊が遅れましたことをお詫び致します。)

★☆★社会の出来事★☆★
日本選手に学べ
バツグンの基礎技術  米詩が4ページ特集
「反復練習が大事」
【ニューヨーク=共同】米スポーツ雑誌「スポーティング・ニューズ」最新号(5月17日号)は、なぜ日本人大リ−ガーが基本技術に優れているかを4ページにわたって特集し、反復練習のたまものであると結論付けている。 最新号は、表紙に松井秀外野手(ヤンキース)の写真を使い、「小さなことの積み重ねが大きな成果に」との見出しを付けている。 本文では「正確な返球ができない外野手、走者を進められない打者、バックアッププレーをしないスター選手」が多い中、答えは「日本選手にある」と論を進める。 その理由をロッテ・バレンタイン監督の「日本選手は正しい練習を年中、反復して行っている。例えば捕手の優れた捕球は、投手や野手を大胆にする」との言葉を紹介。また、同誌はいつでも練習できる日本の「合宿」システムが、技術向上の手助けになっているとも指摘する。 同誌の取材に対し、松井秀は「子どものころから何度も何度も基本練習を繰り返してきたから、もう体になじんでいる」と答えている。 もっとも、イチロー外野手(マリナーズ)の「基本技術が優れていることは誇りではない。このレベル(プロ)なら、当然、身に付けていなければならないもの」という言葉が、大リーグのパワ−偏重を表している。

(中日新聞記事より5月15日夕刊)

◆◇◆ 先月の報告 ◆◇◆
4/11(日) 草田良子(元栄養士)結婚式
4/23(金) 小学校・八楽児童寮職員連絡会
4/30(金) 中学校・八楽児童寮職員連絡会
4/28(水) 龍尾和幸スーパーバイズ
5/5 (水) こどもの日

◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
5/16(日) 東三河児童福祉施設レクレーションスポーツ大会
5/23(日) カッパの里ハイキング
5/26(水) 龍尾和幸スーパーバイズ

         ●●○『輝いている言葉』○●●
育ちはの場は母親の胎内のように 
京都の匠の世界に「下手は粘る。上手は切る。名人は離れる。」という言葉があります。 子どもは親の膝元から離れ、様々な事柄と出会います。第一反抗期と呼ばれる小学校の高学年の時期、そして思春期・・・。親はその都度、我が子の育ちにハラハラドキドキします。そして親心として、時には子どもが関心を持っている相応しくない事柄を、「切ってしまいたい」という思いに駆られることも度々あります。しかし親がそう思えば思うほど、子どもはそれに執着しがちです。 もし親の思い通りに好ましくない遊びや、友達との関係を一時的に切ることが出来たとしても、切れば痛みが伴い、血が出ることになります。従って子どもは泣き叫び、親子の関係にしこりを残すことになりかねません。結局、「切る」ことは上手の域でしかないと匠は教えています。 親にとって好ましくないことも、切ってしまいたい事柄も、子どもにとってはそれなりの必要性と理由があってのことに違いありません。匠の言葉のように、子どもがその関係から自ら離れるようにすることが、最も好ましいことと思われます。その為には、子どもが関心を持っている事柄や友人関係を、親として一度はしっかりと受け止め、もう一度わが家庭の在り様や親子の関係を見詰め直したいものです。気がつくと、結果的に子どもが其処から離れていたということになるのではないでしょうか。
 社会では様々なことが起こり、子育ての環境は年々厳しくなっているように思います。だからこそ子育ては、子育ての先輩としての親やお年寄り、そして地域の方々の力を借りてなされる必要があります。 子育ては親の手の平の上だけで行なわれるものではありません。地域の中で大人と子どもがワイワイガヤガヤ・・・と賑やかに生きていくことが、子どもにもお年寄りにも住みよい環境を作っていくことでしょう。
 匠の言葉の「下手は・・・」は、物づくりだけの世界の話ではなく、子育ての言葉として心の中に大切にしまっておきたいものです。                  
二〇〇四年五月   著者
(龍尾和幸著 『子育て百話』 自費出版より)
龍尾和幸先生は、自立援助ホーム「東樹」の施設長で、毎月八楽児童寮のスーパーバイズを行って頂いています。東樹創立10周年を記念して出版されました。素晴らしいし
この本の購入ご希望の方はメールにて当方へお問い合わせ下さい。

■□□ 寮長コラム □□■
今年で5年目を迎えるカルフォルニア州立大学のデイビス校のインターシップ生受け入れ事業の会議のためにアメリカへ行ってきました。
カルフォルニア州立大学デイビス校は、サンフランシスコから北へ2時間程の所にあります。
旅の途中での出来事である。デイビスからサンフランシスコへ向けてフリーウエイを走り、遠くにサンフランシスコの町並みが見え始めた頃、5車線在る道路が渋滞し始めました。するとドライバーのトロイ(昨年八楽に来たインターシップ生)が一番内側のレーンへ車線変更しました。よく見ると左側の4レーンは渋滞しているのに、一番内側のレーンだけはスムースに流れているのです。トロイに「何故このレーンだけはすいてるの?」と聞くと、「カープールレインと言うんだよ。3人以上乗っている車だけが優先に走れるレーンだよ。ラッシュの時全ての車が同じ条件だとますます渋滞してしまうから、区別することで少し流れをよくする効果と、車の数を減らすことにも効果があり、環境にもいいしね」…おもわず「なるほど」と納得してしまった。トロイは続けて「ある時、妊婦が一人で運転してこのレーンを走っていて、ハイウエイパトロール捕まった。そこで、警察官が違反キップを切るとその女性は『私のお腹には双子がいるのよ。だから3人乗っているわ、だから違反じゃあないわ』と訴訟を起こした。結局負けたけどね」そりゃあそうだ。アメリカという国は、合理的・効率的な考えの基に成り立っていることはご承知のとおりですが、なんともアメリカである。



長い間ありがとうございました (4月12日(月)13時43分)
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私は八楽で11年間勤めさせて頂きました。この11年間は私が今まで生きた人生の1/3を占めます。それは、毎日が驚きと笑いの連続で、子ども達との思い出は尽きません。 特に欽ちゃんの仮装大賞の番組に出場したことは楽しくみんなが一緒になって作り出したという意味で印象深いものがあります。
また、小舎で子ども達と食事を共にするうち、いつの間にか家族の一員になったような気持ちになっていたことも今では楽しい思い出です。
子どもの中でも心に残っているのは3年前に八楽にやってきたまー君です。彼はニコニコしながら何故か人の頬をつねってくるくせがあるのに関わらず、無邪気で憎めない不思議な魅力をもっていました。彼もこの春から保育園の年長さんになるということもあってか今では自分より小さい子の面倒を見てあげていると聞き、大変嬉しく感じています。みんなそれぞれ体の成長とともに心も大きく成長しているのだと思います。
私自身もここで色々と経験させて頂き、成長することができました。そういう意味で大変貴重な時間を過ごさせて頂けたと感じております。
最後に今まで支えて下さった寮長始め職員の方々、子ども達に心よりお礼申し上げます。長い間本当にありがとうございました。

栄養士 草田良子



ありがとうございました (4月12日(月)13時43分)
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 2002年4月から八楽で子どもと共に生活してきた私は、この春でその生活にピリオドを打つことにしました。2年間は早かったと言えばそうだし長かったと言えばそうでもありました。フリースタッフとして辞令を受けて1週間は怒濤のように時が過ぎ、「何て忙しいんだ!」と思っていました。しかし、1週間後初めて小舎を任された日、『これが子どもの生活であり私の生活でもあるんだ』と思え、気持ちがふっと楽になりました。"仕事"ではなく"生活"。半年後魚の家の担当になった時も、子ども達を見る立場ではなく、共に生活する者として存在したいと思いました。
 魚の家の子ども達は、それぞれ新しい学年を迎えるにあたり、ドキドキとワクワクの入り交じった心境で春休みを過ごしていますが、中学を卒業し八楽を出て職業訓練校に入校する子、小学校を卒業して中学に入学する子の二人は、今までにない世界に飛び込もうとしており、不安も人一倍感じていることと思います。そんな中私が自分の夢を叶えるために魚の家を出ることを伝えると、泣いていたけれど翌朝には「お姉さん頑張ってね」と言ってくれたことが、私の励みになりました。本当にありがとう。
 八楽の職員みなさんにも、私が出会ってきたたくさんの方にも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。これから先も一生懸命でいたいと思います。みなさんも体を大切にし、今と変わらず子ども達との生活も大切にしてください。

魚の家担当 櫛田 丹



ありがとうございました (4月12日(月)13時44分)
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縁あって、八楽へ来て8年半。本当にあっという間でしたが、たくさんの子どもたちに出会え、そして、たくさんの方々に支えてもらった事を感謝しています。ありがとうございました。
 お天気の良い休日、お弁当を作って青空の下でお昼ごはんを食べた事、桜淵公園へ花見をしに自転車で出かけた事、ビニールプールで水遊びをした事、落ち葉を集めて焼き芋をした事、・・・生活の中にたくさんの想い出があり、ひとり一人との想い出があります。楽しい事ばかりでなく、泣いたり怒ったり、そして悩む事も多かったです。「もっと大きな人間になりたい。」と何度も思い、自分を責める事もありました。でも、「おねえさん、おねえさん。」と慕ってくれる子どもたちの笑顔に支えられ、子どもたちとの全てが(辛い事も時間が経つと辛くありません)励みでした。本当に幸せな生活をありがとうございました。
 ここでの全ての出会いを、ずっと大切にしていきたいです。これからも、よろしくお願いします。

順の家担当 真下 美紀



よろしくお願いします (4月12日(月)13時11分)
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 春から八楽児童寮で児童指導員として働かせて頂くことになりました、川 真由子です。
 持ち前の明るさと体力を生かして、日々子どもたちと正面から向き合って行こうと思います。
 常に前向きな姿勢を心がけていきたいです。



よろしくお願いします (4月22日(木)18時44分)
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 八楽児童寮で、栄養士をします毛受恵理です。私は、食事を作る楽しさやみんなで食べる喜びを共に感じあえる"家庭の食卓"を作り、心も体も健康でいられるお手伝いをしていきたいと思っています。よろしくお願いします。



おっとりくんNEWS NO.16(毎月10日発刊) (4月10日(土)12時57分)
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2004.4.10            

■□■原点をみつめる■□■
桜満開の4月になりました。桜咲く風景は絵になります。新城市内にある桜淵公園はヨシノザクラ、ヤマザクラ、ヤエザクラなど約2500本の桜が咲き誇る「三河の嵐山」といわれ、その名の示す通り桜と淵を持つ、県下屈指の景勝地です。また、夜間は照明が入りナイトタイムも楽しる春一番のお勧めスポットです。八楽児童寮の桜と言えばこの春卒業したばかりのフレッシュマン2名が満開に咲き誇っています。

★☆★社会の出来事★☆★

長時間のテレビご注意
乳幼児の言葉発達遅れます
 テレビやビデオを長時間見る家庭の子どもは、そうでない子どもに比べ、言葉の発達が遅くなることが日本小児科学会の調査で分かりご29日発表した。同学会は家庭向けの提言をまとめ、注意を呼び掛けた。調査は東京都や岡山県などで一歳半の健康診断を受けた子どもの親、合計干九百人に実施。75%から回答を得た。 その結果、テレビなどを見る時間が最も長いグループ(一日当たり子どもが四時間以上、家族が八時間以上)では、母親のことを示す「まんま」など、意昧のある言葉を話すのが遅れている子どもの割合が、最も短いグループ(子どもが四時間未満、家族が八時間未満)の二倍に上った。 また、親がテレビなどを一緒に見て、話し掛けたり一緒に歌ったりすると、そうでないグループに比べご言葉の理解や人見知り、運動能力などの発達が上回ることも分かった。
(中日新聞記事より3月30日朝刊)


◆◇◆ 先月の報告 ◆◇◆
   
3/12(金) 愛知県共同募金会就職支度金贈呈式
3/15(月) 寮内送別会
3/18(木) 新城幼稚園修了式
3/19(金) 小学校・卒業式
3/24(水) 3学期修了式
3/29(月) 社会福祉法人和敬会理事会・評議員会
3/31(水) 社会福祉法人和敬会本部新任職員研修会
4/ 6(火) 小学校・入学式
4/ 7(水) 中学校・入学式

◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
4/11(日) 草田良子(元栄養士)結婚式
4/23(金) 小学校・八楽児童寮職員連絡会
4/30(金) 中学校・八楽児童寮職員連絡会
4/28(水) 龍尾和幸スーパーバイズ
5/5 (水) こどもの日



         ●●○『輝いている言葉』○●●
 長篠城と鳥居強右衛門勝商
宇蓮川と寒狭側川が合流する豊川の基点の位置にあるのが長篠城である。合流点の真上にかかる牛淵橋から見ると、城の堅固な守りの姿がよくわかる。
 十六世紀の始め長篠菅沼氏によって築かれたこの城は、戦国の嵐の中で、今川・松平・武田・徳川(松平)の勢力拡大の波にゆれていた。天正三年二月、家康は二十一歳の奥平貞昌を城主に当てた。武田軍進攻の二か月前である。
 武田軍の猛攻 五月一日城を囲んだ武田軍の猛攻を、『信長公記』は「金ほりを入(武田軍)、既二之丸へほり入候を引退塀を付直(城側)」と、記している。
強右衛門の脱出
 十四日の夜、城を抜けて岡崎の家康に窮状を報告した鳥居強右衛門勝商は、十六日には再び長篠城西の有海原に戻った。ここで武田軍に捕らえられ、磔にかけられた。織田・徳川連合軍が設楽原に姿を見せたのは、その二日後である(『長篠日記』)。
  この鳥居勝商に因んで、飯田線の駅は「鳥居」となり、今、鳥居閣と塚が村人の手で守られている。

織田・徳川鉄砲隊が武田騎馬隊を破った長篠の戦い。戦記に見える地名・地形や現地調査から、決戦地「設楽原」を徹底検証。三段撃ちの真実に迫り、信長・家康・勝頼からの書状から世界の合戦史を変えた戦さを『長篠・設楽原の戦い』という本に新城市教育長の小林芳春先生がまとめられました。
(小林芳春編 小和田哲男監修『長篠・設楽原の戦い』 吉川弘文館より)


■□□ 寮長コラム □□■
平成十六年度厚生労働省児童福祉施設関係予算は、児童虐待への対応関係予算が大幅に増額され前年度の48億円から116億円となったが、そもそも日本という国は次世代を担う子どもたちへは、お金をかけてこなかった国であります。しかし、昨今の児童虐待の急増がもはや猶予できない事態となりやっと少しだけ手が差し伸べられるようになりました。平成16年度の国の新規事業を八楽児童寮としてが3つ取り組むことになりました。
まず、「小規模グループケア」の実施があります。小規模グループケアは、「小舎制」養護のあり方を国の施策としたことに大きな意義があります。八楽児童寮は、「小舎制」養護形態をとる施設ですが、「小舎制」は全国の児童養護施設550箇所のうち3割程でしかありません。その「小舎制」養護形態のあり方が国によって推進されることとなりました。二番目に「家庭支援専門相談員」の配置が行われます。児童虐待等の場合、子どもを一時的に親子分離をしますが、その後どのように家族の再統合をさせていくかという取り組みが困難を極めます。そこで、家庭支援専門相談員を配置し家族調整を行っていくこととなりました。八楽児童寮では副寮長の太田和泉がその任にあたります。三番目に被虐待児受入加算事業であります。被虐待児の増加に伴い、よりきめ細やかな支援が必要なことから、専門職員の配置等施設のニーズに応じた一層の処遇体制の充実を図ることを目的とした事業です。八楽児童寮では、これらの施策に積極的に取り組むことによってより専門的社会資源としての機関として地域密着型多機能施設をめざします。



おっとりくんNEWS       NO.15(毎月10日発刊) (3月11日(木)13時35分)
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               2004.3.10
           
■□■原点をみつめる■□■
施設にとって3月は別れの季節です。八楽児童寮で生活してきた子どもがいよいよ社会へ巣立っていく季節なのです。「出合いの数だけ別れがある」人はやがて巣立っていくもの。今年も、高校三年生が4人居ます。1人は大学進学を目指しまだ奮闘中。2人は就職も決まり、1人は家庭へ帰って職業訓練校へ通います。私たちの養育の成果が問われるときでもあります。

★☆★社会の出来事★☆★
「警官立ち入り」盛らず
  与野党防止法改正案固める

児童虐待防止法の改正法案を検討する与野党の代表者会議が4日あり、法案の内容について、与党案にほぼ沿った形で大筋合意した。今後、細部を調整したうえで、超党派で法案を提出し、今国会での成立を目指す。
 ただ、与党案にあった子どもの「生命や身体に重大な危害が生じるおそれがある」
時に現場の判断で警察が強制的に立ち入ることを可能にする条文については民主党の反対が強く、法案盛り込みは見送る方向となった。
合意内容は@虐待の定義を、子どもの前での夫婦問の暴力など、子どもの心に大きな傷を与える可能性のある行為に拡大するA虐待を知った人の児童相談所などへの通告義務の範囲を、虐待を目撃した場合から「虐待を受けたと思われる」場合に広げるなど。警察官の強制立ち入りついては、大阪府岸和田市で起きた中学生虐待
事件を踏まえ、与党案に急きょ追加されたが、民主が「令状に基づかない警官の立の入りは、憲法に定められた佳居不可侵の原則に反するおそれがある」として反対した。

(朝日新聞記事より2004/3/5)

◆◇◆ 先月の報告 ◆◇◆
2月20日(金) 県行政指導監査
2月24日(火) 東京都グループホーム制度研究会来寮
3月 1日(月) 高校卒業式
3月 6日(土) 中電青年部レクリエーション大会
3月 9日(火) 中学卒業式
   
◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
3/12(金) 愛知県共同募金会就職支度金贈呈式
3/15(月) 寮内送別会
3/18(木) 新城幼稚園修了式
3/19(金) 小学校・卒業式
3/24(水) 3学期修了式
3/29(月) 社会福祉法人和敬会理事会・評議員会
3/31(水) 社会福祉法人和敬会本部新任職員研修会
4/ 6(火) 小学校・入学式
4/ 7(水) 中学校・入学式



         ●●○『輝いている言葉』○●●
「自立」と「自律」
「じりつ」という言葉には二つの字があります。ひとつは「自立」、そしてもうひとつが
「自律」です。「自立」については、対談のなかでもさんざんに触れてきました。ですの
で、ここでは主に「自律」についてお話ししていきたいと思います。
 さて、「自律」というのは何かと言えば、読んで字のごとく「自分を律する」というこ
とです。エリク・エリクソンの言葉を借りれば、「自分で自分の衝動をコントロールする
力」、すなわちセルフコントロールのことを言います。
 この自律性が欠けると、自分で自分を信じる力をもつことができません。大きくなった
時に自分で物事を決定する、判断し、行動するということができず、成り行きまかせや時
間の解決だけを待つような生き方しかできなくなります。
 つまり「他律」的な生き方、行動しかとることができなくなってしまうのです。
 また自分で自分をコントロールできませんから、ささいなことですぐにカッとなったり、
衝動的にふるまったり、あるいは人の顔色ばかりを気にしてしまったり、神経症的な行動
をとったりする人間にもなってしまいます。
 思春期になってから荒れる、不登校やひきこもりになるなども、自律性が育っていない
ことが原因と言っていいでしょう。
 自律性とはこのように、人のなかで自分らしさを出しながら生きる、人との信頼関係を
築くというゝつえでとても大切で、重要な役割を果たしています。つまり自律性というのは、
「自立」にもつながっているわけです。   
 
(佐々木正美著 「子供に悩まされる親 親にダメにされる子供」 扶桑社より)



■□□ 寮長コラム □□■

今から6年前八楽児童寮長太田松枝が亡くなりました。寮長の死は八楽児童寮にとって大きな悲しいできことでした。その死別の中で各々にプロセスがあり、深いグリーフワークを体験しました。グリーフワークとは日本語に直すと悲嘆(ひたん)するという意味です。
子ども達も私も前寮長の死による離別という痛みの中でグリーフの中にとことん漬かって泣いたりわめいたり、大声出したり、恥ずかしいことをいっぱいやって、自分の苦しみや悲しみの時をしっかりと持ちました。悲しむときはおもいっきり悲しむというそういう時間を確保しないと、その先のトンネルを抜け出ることはやはりできないような気がします。人が死ぬということは、こういうことなのだということを実感しました。そして施設の子どもも職員も全員集合している中で、みんなで泣きました。人が悲しんだり、苦しんでいる時にその人に手を差し伸べて何かを変えてあげることは出来ないかもしれません。もちろん変わって悲しんであげるなんて不可能なことです。じゃあ出来ることはなんなのかと考えてみると、やはり悲しむことが出来る場所を環境を提供してあげるということです。
今は、悲しくて当然だと、こういう共感が私の周りにたくさんあった様な気がしました。だから大勢の前でも私は泣けたんだと思います。
とかく人は、人を励ますとき泣くとか、悲しむとか、迷うとか、ため息を吐くとかいう感情は、後ろ向き思考であり、マイナス思考であり、大事なことは前向き思考でありプラス思考であり、積極性であり、希望を持つことである。といった姿勢に立ちますがしかし、開高健は、「ユーモアの源泉は哀愁である」と言いましたが、本当の笑いというものは、深い涙とか悲しみとか、そういうものを心の中に留めている人間が発する窮極の活路ではないかと思います。
したがって、悲しみを知らない人間は心から笑えるわけがなく、絶望の苦しさを踏まえずに希望を抱くことはできないと思います。この世の中には、そういう慈と悲の両方がなければならないのに悲を切り捨てる傾向にある様な気がしてなりません。「大きな深いため息を吐くことも、また人間的な、生きていく上での力である」と考えます。悲という無言の慰めも大事にできる人が本当のケアワーカーであると思います。
愛知県児童福祉施設長会「絆」第16号掲載予定



おっとりくんNEWS    NO.14 (2月10日(火)09時59分)
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2004.2.10    (毎月10日発刊)        

       ■□■原点をみつめる■□■
豆まきでは年男(その年のえとの生まれの人:今年12,24,36,48,60,72,84,96,108,120歳になる男性)あるいは一家の主人が「福は内、鬼は外」といいながら煎った大豆をまき、みんな自分の年の数だけ豆を食べるとこれから1年病気にならないと言われています。もともと宮中の行事が一般家庭に普及したものとされます。魚の家の3歳になるMちゃん、担当職員から「歳の数だけ食べるのよ」と言われ「どうして3つちゅだけ。早くおおきくなりたいなぁ〜」と少々ご機嫌斜め。 微笑ましい春を呼ぶ行事でした。

        ★☆★社会の出来事★☆★
虐待被害4人に1人死亡
昨年42人犠牲    加害者実母最多の3割超
昨年一年間に摘発された児童虐待事件で、被害を受けた子どものほぼ四人に一人が死亡したことが五日、警視庁のまとめで分かった。過去五年間の平均では、被害を受けた子どもの三割近くが死亡しており、虐待で子どもの生命が危険にさらされる傾向の強いことが浮き彫りになっている。
 同庁によると、昨年の百五十七件の事件で被害を受けた百六十六人のうち、四十二人が死亡。摘発された事件では、体罰などの身体的虐待が百九件と最多。わいせつ行為を強いるなどの性的虐待が二十九件と続き、 長時間放置や食事を与えないなどの養育拒否は十九件だった。
虐待された子どもは男児六十六人、女児百人で、年齢別では一歳未満が二十八人と最も多く全体の17%。5歳以下の未就学児童は九十七人で、全体の約六割を占めた。死亡した子どもは、殺人と傷害致死によるものがそれぞれ十七人と最多で、保護責任者遺棄致死が五人、重過失致死が三人。過去五年間の平均では、殺人と傷害致死で全体の八割以上を占めた。
摘発された加害者百八十三人のうち、実母が三割を超す五十八人で最も多い。次いで実父が四十九人、養・継父が四十人、内縁の夫が二十三人などで、全体の約65%が男親だった。ところが、死亡事件の加害者では、殺人では実父の六人に対し実母は十六人。傷害致死では実父五人実母八人で、男親を上回った。

(中日新聞記事より2004/2/6)

        ◆◇◆ 先月の報告 ◆◇◆
1月11日(日) 八楽児童寮成人を祝う会 4人の卒業生が来てくれました。
1月18日(日) 第28回新城マラソン大会 八楽の子どもたちも参加しました。
1月24日(土) 請井孝紀さんのバルーンアート  たくさんの風船のアートを作ってくれました 
   
        ◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
2月20日(金) 県行政指導監査
2月24日(火) 東京都グループホーム制度研究会来寮
3月 1日(月) 高校卒業式
3月 6日(土) 中電青年部レクリエーション大会
3月 9日(火) 中学卒業式

         ●●○『輝いている言葉』○●●
賢い脳、バカな脳 
賢い人と賢くない人の脳は違うのか。外見はまったく変わりません。もちろん、 一定以上の限度を越えれば話は別です。前述した通り、チンパンジーの脳は人間の脳より小さいわけですから。人間の脳でいえば、通常の三分の一、四五〇グラム、という例もありますが、これは小頭症という病気で、やはり機能には問題がある。しかし、逆に二〇○〇グラムも悩がある白痴がいた、という記録もあります。そういう極瑞な例を除けば大小は関係無い。 悩みそのシワが多いといい、という俗説もありますが、これも関係無い。なぜ脳にシワがあるのかといえば、 一定の容量の頭蓋骨に沢山の脳を入れるためにクシャクシャにして収めているからシワになる。 新聞紙を小さな箱に丸めて入れるのと同じことです。シワの数だけなら人間よりイルカの方が多いくらいですから、頭の良し悪しとはまったく関係ありません。 では、利口、バカを何で測るかといえば、結局、これは社会的適応性でしか測れない。例えば、言語能力の高さといったことです。すると、一般の社会で「あの人は頭がいい」と言われている人について、では具体的、科学的にどの部分がどう賢いのかを算出しようとしても無理なことでしょう。そんなものの客観的、科学的な基準を作るのは難しい。しかも、無理やり客観的な基準を置いて測るなんてことをしたところで、あまり意味が無い。場合によっては常識と異なる、とんでもない結論が出ることが予想されます。

(養老孟司著 「バカの壁」新潮新書より)



         ■□□ 寮長コラム □□■
 2月に、男性指導員の結婚式がありました。結婚式で考えていたこと。                   
日本人はよく「結婚は人生のゴールだ!」と口にする。
その由縁は、日本人は結婚する前に“恋愛”という期間があって、その間に男と女は、気が合うか、とか好きだから一緒になるとか、縁があったからとかいう外的な条件が万事めでたくく整ってから結婚するのである。しかし、その結果結婚することがゴールとなってしまって、結婚した後の双方の成長とか、夫嫁関係の成長のためにお互い心身のエネルギーを注ごうとはしなくなってしまうのである。その点、欧米人は、双方の人生の夢や結婚の目的が話し合あわれ、合意した場合に、それぞれの目的を達成するために支え合い、助け合う約束を基に結婚する。その約束に対するコミットメントを求め合い、それが実行されない場合には、それが離婚原困となる。日本児との結婚観の違いである。結婚することは単なるスタートに過ぎず、活結婚後の夫婦関係のあり方にかなりのエネルギ−や時間を注ぐ傾向が強い。
つまり日本人と欧米人の結婚観は、日本人は過去との関わりにおいての今”と欧米人は“将来に向かっての今’’の違いがある。この結婚観の違いは結婚後に如実に表れて、欧米人は、夫婦だけの時間を持つことを大切にする。 (公の場所に夫婦一緒に出掛けるとか、夫婦だけで食事に出掛けるなど、つまり、二人で過ごす時間の量や質によって双方の相手に対する関心、配慮、愛情が測られるのである。ともあれお幸せに・・・。



おっとりくんNEWS          NO.13 (1月10日(土)22時13分)
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2004.1.10            (毎月10日発刊)

■□■原点をみつめる■□■
新年あけましておめでとうございます。「おっとりくんNEWS」も二年目に入ります。今年一年、皆様方の温かいご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。今年も“明るく主張する”をモットーに、はりきって八楽児童寮の情報発信をしていきたいと思います。


★☆★社会の出来事★☆★
学校に任せてはいけない               田中良富
河村建夫文部科学相が、折に触れて口にする言葉がある。「すべての問題は、突き詰めていくと、教育の間題に行き着く」その口調を模して言うならば「すべての教育は家庭教育に帰す」と言えないだろうか。
 登下校の電車内で鏡を見、一心不乱に化粧をする中高校生。お年寄りが前に立っていようが、席を譲ろうとしない若者たち。一昔前なら「親の顔が見たい」との嘆きが聞こえてきそうだが、昨今ではどこでも見られる、ありきたりの光景となってしまい、嘆きさえ聞かれない。多くの親たちは「学校で教えないからいけない」と言う。逆に学校側は「家庭で教えるべきことを、学校に持ち込まないで」と反論する。双方が水掛け論をしているうちに子ども達はテレビの俗悪番組や心ない大人たちの影響を受け、反社会的な行為へと手を染めていく。東京・渋谷など大都会の繁華街を歩けば、家庭教育崩壊のつけが、至る所に渦巻いている。 青少年による犯罪多発に触れ、遠山敦子前文部科学相は在任中、家庭で次の3つを教えてくれたら、今起こっている問題のほとんどは解決する、と訴えた。その3つとは
▽うそをついてはいけない
▽人を傷つけてはいけない
▽ものを盗んではいけない
 これにあと2つ加えれば万全、とも。
▽神(特定の神ではなく絶対的な存在)への畏敬の念
▽両親を敬う
 教育基本法の改正論議でも、家庭教育の重要さを叫ぶ声は根強い。中央教育審議会は昨春の答申で「家庭は、子どもの教育に第一義的に責任があることを踏まえて、家庭教育の役割について新たに規定することが妥当」と提言した。     
 義務教育、高等教育、生涯教育・・・いずれも家庭教育が崩壊していれば、その上にいくら積み上げても、文字通り「砂上の楼閣」にすぎない。
 家庭はすべての教育の原点であリ、出発点であることを、国民の一人ひとりが、もう一度、肝に銘ずべきときだ。

    (中日新聞記事より2004/1/4)

◆◇◆ 先月の報告 ◆◇◆

12/13(土) 豊橋善意銀行サンタクロース来寮
12/14(日) NTT奥みの会剪定ボランティア来寮
12/15(月)第一生命保険会社サンタクロース来寮
12/20(土) 鈴木 健マジックショー
12/23(火)リッチリバークリスマスコンサート 
12/25(木) スエヒロ産業扇会クリスマス会
12/29(月) もちつき

◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
1月11日(日) 八楽児童寮成人を祝う会
1月18日(日) 第28回新城マラソン大会 八楽の子どもたちも多数参加します
1月24日(土) 請井孝紀さんのバルーンアート  つくろう!風船のぼうしにお花 
 地域の方も是非どうぞ(参加費無料・参加自由)

●●○『輝いている言葉』○●●
創造的な人は、当事者になることを恐れない。責任を恐れない。
他人から悪く思われることへの恐怖から他人の期待にこたえるのか、他人への思いやりから他人の期待にこたえるのか、そこが重大である。
 他人への思いやりから他人の期待にこたえようとする人は、自信のある人である。ここでいう創造的パーソナリティーの人である。しかし、他人から悪く思われることを恐れて他人の期待にこたえる人は、不安な人である。私は、この人生で自分のしたいことを持っている人と、持っていない人とでは、まったく生き方の姿勢が違ってきてしまうと思っている。自分のしたいことをもっていない人は、他人の期待にこたえることが生きる目標になってしまう。そして栄光追求で悩みを解決ようとして、いよいよ楽しむ能力を喪失する。創造的な人は、当事者になることを恐れない。責任を恐れない。優雅に生きることことにそれほど価値をおかない。
「愛する能力」と「楽しむ能力」 加藤諦三  知的生きかた文庫


■□□ 寮長コラム □□■
新年明けましておめでとうございます。
社会福祉法人和敬会にとりましては昨年は、八楽児童寮創設50周年という歴史的な節目を迎えた年でありました。創立記念日である12月24日にホテルアソシア豊橋にて、ささやかながら記念式典が挙行できましたことを、その歴史の節目に立ち会った者として感謝もうし上げます。式典では永年勤続職員表彰をはじめボランティアの皆様方に感謝状を贈呈させていただきました。また、50周年を記念して故太田松枝の胸像の除幕式も併せ挙行できましたのも皆々様方の温かいご支援の賜と感謝申し上げます。
さて、社会福祉法人和敬会は、今年51年目へ向けての新たなるスタートを切りました。昨年は50年の回顧録として『50年の笑顔』というビデオを作成致しました今日からはその続編がスタート致します。
八楽児童寮では、平成12年と平成14年に立て続けにグループホームを2軒地域社会の中に出しましたが、今後は本園における小舎制の在り方を抜本的に見直していきたいと考えます。より、家庭的処遇とは何かを目指した子どもの権利擁護の基に生活の質を追求した処遇の在り方を模索してまいります。と同時に地域社会における子育て支援のネットワークの社会資源として八楽児童寮がその一翼を担うのかが課題であります。地域社会における家庭機能の脆弱化が叫ばれて久しくなりますがその間の地域社会における子育て支援ネットワークが構築されましたが、その多くの姿勢は“座して待つ”というものばかりで、本当に支援の必要な人の基にそのネットワークが届いていません。アメリカにおけるアウトリーチプログラムという考えがありますが、援助を必要とする人の基へ出掛けていく取り組みが今求められています。
また、まどかの郷は、昨年介護報酬単価引き下げが断行され、ますます経営戦略が求められることとなりました。今新たなる基本計画の構築へ向けての取り組みが始まったばかりであります。いづれ近い将来社会福祉法人和敬会の新行動計画基本案をご提示してまいりたいと存じます。
社会福祉法人和敬会は、しなやかにそして、フレキジブルに51年目へ向けての歩みを力強く歩み始めました。何卒今後とも皆様方の温かいご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げ年頭にあたってのご挨拶と致します。









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