| Number:0210095557Length:5037 bytes
2004.2.10 (毎月10日発刊)
■□■原点をみつめる■□■
豆まきでは年男(その年のえとの生まれの人:今年12,24,36,48,60,72,84,96,108,120歳になる男性)あるいは一家の主人が「福は内、鬼は外」といいながら煎った大豆をまき、みんな自分の年の数だけ豆を食べるとこれから1年病気にならないと言われています。もともと宮中の行事が一般家庭に普及したものとされます。魚の家の3歳になるMちゃん、担当職員から「歳の数だけ食べるのよ」と言われ「どうして3つちゅだけ。早くおおきくなりたいなぁ〜」と少々ご機嫌斜め。 微笑ましい春を呼ぶ行事でした。
★☆★社会の出来事★☆★
虐待被害4人に1人死亡
昨年42人犠牲 加害者実母最多の3割超
昨年一年間に摘発された児童虐待事件で、被害を受けた子どものほぼ四人に一人が死亡したことが五日、警視庁のまとめで分かった。過去五年間の平均では、被害を受けた子どもの三割近くが死亡しており、虐待で子どもの生命が危険にさらされる傾向の強いことが浮き彫りになっている。
同庁によると、昨年の百五十七件の事件で被害を受けた百六十六人のうち、四十二人が死亡。摘発された事件では、体罰などの身体的虐待が百九件と最多。わいせつ行為を強いるなどの性的虐待が二十九件と続き、 長時間放置や食事を与えないなどの養育拒否は十九件だった。
虐待された子どもは男児六十六人、女児百人で、年齢別では一歳未満が二十八人と最も多く全体の17%。5歳以下の未就学児童は九十七人で、全体の約六割を占めた。死亡した子どもは、殺人と傷害致死によるものがそれぞれ十七人と最多で、保護責任者遺棄致死が五人、重過失致死が三人。過去五年間の平均では、殺人と傷害致死で全体の八割以上を占めた。
摘発された加害者百八十三人のうち、実母が三割を超す五十八人で最も多い。次いで実父が四十九人、養・継父が四十人、内縁の夫が二十三人などで、全体の約65%が男親だった。ところが、死亡事件の加害者では、殺人では実父の六人に対し実母は十六人。傷害致死では実父五人実母八人で、男親を上回った。
(中日新聞記事より2004/2/6)
◆◇◆ 先月の報告 ◆◇◆
1月11日(日) 八楽児童寮成人を祝う会 4人の卒業生が来てくれました。
1月18日(日) 第28回新城マラソン大会 八楽の子どもたちも参加しました。
1月24日(土) 請井孝紀さんのバルーンアート たくさんの風船のアートを作ってくれました
◇◆◇ 今月の予定 ◆◇◆
2月20日(金) 県行政指導監査
2月24日(火) 東京都グループホーム制度研究会来寮
3月 1日(月) 高校卒業式
3月 6日(土) 中電青年部レクリエーション大会
3月 9日(火) 中学卒業式
●●○『輝いている言葉』○●●
賢い脳、バカな脳
賢い人と賢くない人の脳は違うのか。外見はまったく変わりません。もちろん、 一定以上の限度を越えれば話は別です。前述した通り、チンパンジーの脳は人間の脳より小さいわけですから。人間の脳でいえば、通常の三分の一、四五〇グラム、という例もありますが、これは小頭症という病気で、やはり機能には問題がある。しかし、逆に二〇○〇グラムも悩がある白痴がいた、という記録もあります。そういう極瑞な例を除けば大小は関係無い。 悩みそのシワが多いといい、という俗説もありますが、これも関係無い。なぜ脳にシワがあるのかといえば、 一定の容量の頭蓋骨に沢山の脳を入れるためにクシャクシャにして収めているからシワになる。 新聞紙を小さな箱に丸めて入れるのと同じことです。シワの数だけなら人間よりイルカの方が多いくらいですから、頭の良し悪しとはまったく関係ありません。 では、利口、バカを何で測るかといえば、結局、これは社会的適応性でしか測れない。例えば、言語能力の高さといったことです。すると、一般の社会で「あの人は頭がいい」と言われている人について、では具体的、科学的にどの部分がどう賢いのかを算出しようとしても無理なことでしょう。そんなものの客観的、科学的な基準を作るのは難しい。しかも、無理やり客観的な基準を置いて測るなんてことをしたところで、あまり意味が無い。場合によっては常識と異なる、とんでもない結論が出ることが予想されます。
(養老孟司著 「バカの壁」新潮新書より)
■□□ 寮長コラム □□■
2月に、男性指導員の結婚式がありました。結婚式で考えていたこと。
日本人はよく「結婚は人生のゴールだ!」と口にする。
その由縁は、日本人は結婚する前に“恋愛”という期間があって、その間に男と女は、気が合うか、とか好きだから一緒になるとか、縁があったからとかいう外的な条件が万事めでたくく整ってから結婚するのである。しかし、その結果結婚することがゴールとなってしまって、結婚した後の双方の成長とか、夫嫁関係の成長のためにお互い心身のエネルギーを注ごうとはしなくなってしまうのである。その点、欧米人は、双方の人生の夢や結婚の目的が話し合あわれ、合意した場合に、それぞれの目的を達成するために支え合い、助け合う約束を基に結婚する。その約束に対するコミットメントを求め合い、それが実行されない場合には、それが離婚原困となる。日本児との結婚観の違いである。結婚することは単なるスタートに過ぎず、活結婚後の夫婦関係のあり方にかなりのエネルギ−や時間を注ぐ傾向が強い。
つまり日本人と欧米人の結婚観は、日本人は過去との関わりにおいての今”と欧米人は“将来に向かっての今’’の違いがある。この結婚観の違いは結婚後に如実に表れて、欧米人は、夫婦だけの時間を持つことを大切にする。 (公の場所に夫婦一緒に出掛けるとか、夫婦だけで食事に出掛けるなど、つまり、二人で過ごす時間の量や質によって双方の相手に対する関心、配慮、愛情が測られるのである。ともあれお幸せに・・・。
|